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| -ソルジャー・フロア |
神羅兵 | 他の地区での召喚獣の出現は確認されておりません |
セフィロス | わかった 引き続き警戒を続けろ |
宝条 | スラムなんぞ放っておけ あそこはゴミ溜めだ |
セフィロス | 宝条 何の用だ? |
宝条 | ウータイ戦が始まってから命令拒否の多かったお前が |
| スラムのモンスター退治には随分と熱心だな |
セフィロス | ただのモンスターじゃない 召喚獣だ |
| 召喚獣を操れるほどの力を持った何者かが このミッドガルを狙っている |
| 召喚獣相手では2nd以下のソルジャーでは歯が立たないし 他の1stはウータイ遠征中だ |
| 俺だけが遊んでいるわけにはいかない |
宝条 | つまり ウータイ遠征を拒否する言い訳か? |
セフィロス | なんだと? |
宝条 | 人間を殺すのはイヤかね セフィロス? |
セフィロス | …俺もソルジャーだ 今さら きれいごとを言う気はない |
| だが神羅がウータイと戦うのは 魔晄炉建設の為だ |
| そんな理由で どうして多くの人が死ななければならない? |
宝条 | お前は本当に世間知らずだな |
| 莫大な富の前には 無名の人民の生命など 塵に等しい |
| …と プレジデントは考えているのだよ 私は研究以外 興味はないがね |
セフィロス | だったら俺に干渉しないでくれ |
宝条 | お前には興味があるとも 私の貴重な実験体なのだからな |
| クックック… |
セフィロス | …… |
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| -エアリスの家 |
エルミナ | ねえエアリス |
| あんたはザックスとクラウド どっちが好きなんだい? |
エアリス | もちろん 二人ともよ |
エルミナ | 二人ともって…… |
エアリス | やだ そういう意味じゃないってば |
| 二人とも友達だし 兄弟みたいなもんよ |
エルミナ | じゃあ 友達とは別に 好きな人はいないのかい? |
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| -セフィロスの姿が、エアリスの脳裏に浮かぶ |
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エアリス | そんなの… 考えたこともない… |
| 出かけてくる |
エルミナ | 気をつけな 神羅兵が警戒してくれてるけど |
| またモンスターが出るかもしれないから |
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| -スラムの教会 |
エアリス | セフィロス?どうして あなたがここに… |
セフィロス | お前は確か この前もこの教会にいたな |
エアリス | 私 エアリス |
| ここでお花を育てて売っているの |
セフィロス | 俺は召喚獣を操った者の手がかりが何かないか 調べに来ただけだ |
エアリス | あなたは英雄なんでしょう? |
| 調査なんて 部下にやらせるんだと思ってた |
セフィロス | 通常ならばな だが今回の一連の事件… なぜか妙に引っかかる |
| 地方ならともかく ミッドガルにモンスター まして召喚獣が出没するのは異例だ |
| (だが…気にかかるのは そのせいじゃない……) |
エアリス | …… |
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| -モンスター出現 |
エアリス | モンスター!? |
セフィロス | さがっていろ |
| -『閃光』で、モンスターを倒すセフィロス |
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セフィロス | 今日はもう 家に帰った方がいい |
| その辺に警備にあたっている神羅兵がいるはずだから 送ってもらえ |
エアリス | あの… |
セフィロス | 何だ? |
エアリス | 私 毎日ここに来てるの お花の世話があるから 毎日 必ず |
セフィロス | モンスター騒動が収まるまでは 止めておいた方が__ |
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| -青い光 |
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(声) | veni mi fili,veni mi fili |
セフィロス | くっ…… |
エアリス | セフィロス?どうしたの セフィロス!? |
(声) | veni mi fili,veni mi fili |
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エアリス | セフィロス……!! |
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