Mutsumixさんの5000ヒット記念フリイラ



「もう、熱は下がったみたいだな」
言って、兄さんは微笑った。
コツンとおでこが触れた一瞬、兄さんの吐息がオレの頬にかかった。
「……兄さん…?」
「どうした?」
「……なんでもない」
オレが俯くと、兄さんはオレの頭をくしゃっと撫でて、「おかしな奴だ」と笑った。
それ以上、笑われるのがイヤだから言わないけど、
兄さんの吐く息は、あたらしい雪のにおいがした。


駄文:BISMARC


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