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| -地方の村 |
| クラウド | セフィロス… 一体 どこに行ってしまったんだ |
| ザックス | 神羅もセフィロスの行方を追ってるから |
| 何かわかったら知らせてくれって ソルジャー仲間に頼んである |
| おっ ちょうどメールだ |
| 大変だぞ クラウド セフィロスが ニブルヘイムに現れたらしい |
| クラウド | ニブルヘイムに…！？ |
| ザックス | 急ぐぞ セフィロスが何かする前に 止めるんだ |
| クラウド | わかった |
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| -ニブルヘイム |
| -炎の中に佇むセフィロス |
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| クラウド | 母さん…！ ティファ…！ 母さん……！！ |
| ザックス | くそっ 間に合わなかったか…… |
| クラウド | どうしてこんな事に…？ セフィロスを生み出した実験って 一体 何だったんだ？ |
| どうしてエアリスや母さんが犠牲に…！？ |
| ザックス | …どうやら 事態は俺たちが思ってたより ずっと悪いみたいだな |
| クラウド | ザックス…… |
| ザックス | どうしてこんな事になっちまったんだか 俺たちにはわかんねえ |
| ただ一つだけはっきりしてるのは セフィロスを止めなきゃならないって事だ |
| けど あれはもう 俺たちの知ってるセフィロスじゃない |
| ソルジャーじゃないお前が戦うのは無理だ |
| 俺が行くから お前は＿＿ |
| クラウド | 俺も行く |
| ザックス | クラウド…… |
| クラウド | 返り討ちにあったって かまわない 俺は… 絶対にセフィロスを止めてみせる |
| ザックス | …… |
| わかった 行くぞ |
| クラウド | ああ…！ |
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| -ニブルヘイム魔晄炉 |
| セフィロス | なぜ村人たちを殺した？ 彼らは ただの人間だったのに… |
| ジェノバ | リユニオンのためよ |
| セフィロス | リユニオン…？ |
| ジェノバ | 私たちは『死』によってライフストリームの流れに還り そこから新たな力を得て再生する |
| そして より早く再生するためには 新たな身体と生命エネルギーが必要なの |
| セフィロス | つまり…俺の身体と 村人たちの生命 それを生贄にして 復活する…と |
| ジェノバ | あなたは私となり 私はあなたとなる それがリユニオンよ |
| セフィロス | 自分が復活するために 多くの村人を犠牲にしたのか…… |
| ジェノバ | …まだ 人間のような考え方から 抜けられないのね |
| セフィロス | …… |
| ジェノバ | 人間も 他の動物を殺して食べるでしょう？ 他の動物は また別の動物を |
| 植物にも生命があるから 植物を餌にする動物も同じよ |
| 生き物はみな 他の生き物から生命を得て 生きている |
| そしてそれは単なる殺戮ではなく 自然の摂理 生命の循環なの |
| セフィロス | 生命の 循環…… |
| ジェノバ | ライフストリームと同じよ |
| 循環することのない生命は 淀み いずれ朽ち果ててしまう |
| 循環することによってのみ 生命はその光を失わずに輝き続けることができるの |
| セフィロス | …個体の死は 終焉ではなく 新たなる始まりだという事か… |
| ジェノバ | その通りよ でもこの星の人間たちは愚かだから |
| 無意味な殺戮を繰り返して生命を無駄に散らしている |
| セフィロス | …その上 ライフストリームを浪費して 星を疲弊させている |
| アバランチとかいう組織が その事を非難していた |
| ジェノバ | この星では 人間が数を増やしすぎたわ |
| そのせいで生態系の破壊が進み 星の終焉を早めている |
| 私は二千年前にその事を予測してライフストリームを救おうとしたのに |
| セトラに邪魔されてしまった |
| セフィロス | 星が死ねば ライフストリームも この星に住む全ての生き物も 共に朽ち果ててしまう… |
| ジェノバ | だから そうなる前にこの星のライフストリームを全て吸い取って |
| 他の星へと導くのが私たちの使命 |
| セフィロス | 新たなる地で 輝ける未来を創造する…… |
| ジェノバ | その通りよ セフィロス |
| でもこの星は自分の存続に固執しているから 私たちはそのエゴと戦わなければならない |
| そしてあなたは その為に選ばれた戦士 |
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| -エアリスの祈る姿が、セフィロスの脳裏を過ぎる |
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| セフィロス | …… |
| ジェノバ | …セフィロス どうしたの？ |
| セフィロス | 何でもない… |
| ジェノバ | まだ 人間のような考え方から抜けられないなら＿＿ |
| セフィロス | 心配しないで 母さん |
| 俺は 自分のやるべき事はわかっている |
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