「兄さん、今日こそ修行につきあってよ」
「…ああ、判った」
思ってもいなかった兄の言葉に、
サスケは一瞬、言葉を失った。
「本当?本当につきあってくれるの?」
「ああ」
短く答えて微笑んだ兄に、サスケは抱きついた。
「兄さん、大好き…!」
そんな昔があった事を、
あんたは覚えているだろうか。
オレは忘れない。
忘れられない。
あの頃のようにあんたに触れる事が、
叶わなくなった今でも。
駄文:BISMARC
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